盛岡バスセンターが老朽化のための解体されて以降,跡地を有効に利用して地域の活力を共創しようとされてきた「SIDE-B」が役割を終え,本日で終了すると案内を頂戴しました。当社も協賛看板を設置するかたちで本当に僅かながら参画させていただいた事業が終わる。新たなスタートへの前向きな終了ではあるのですが,一抹の寂しさは覚えます。

以下,当該事業HPから引用させていただきます。

お陰様で本日を持ちましてSIDE-B終了となります。本当にありがとうございました。今は、10月1日より駐輪場スペースとして使われるということで、本日より本格的にその準備に取り掛かるところです。SIDE-Bを取り巻く地元企業様のサインボード。SIDE-Bの活動はこの地元企業の皆様のご理解とご協力なくしては実現しませんでした。重ねて御礼申し上げます。このサインボードには河南地区で起きる素敵なシーンのイラストを添えて掲示したのですが、このイラストを消しゴムハンコで作って頂いたのが、紙町銅版画工房の岩渕俊彦さん。SIDE-Bの終了に寄せて岩渕さんから素敵な言葉を頂いておりますのでシェアさせて頂きます。ありがとうございます!—【さらばSIDE-B】半世紀にわたって多くの人に愛されてきた旧盛岡バスセンターが、老朽化のため解体されたのは3年前のことである。新しい施設をどのようにするか検討して着工するまで、跡地をそのまま放置しないで有効活用しようという話が浮上した。“SIDE-B”の誕生である。資金調達のひとつの手段として、協賛企業の看板が立てられることになった。広い範囲でもあるし、景観も考えなくてはならない。統一感をもったモノクロの看板が計画された。そして、盛岡の風物を描いたイラストの原画制作を仰せつかった。全体のディレクションをするデザイナーからのオーダーは、「人間」ではなく「猫ちゃん」で消しゴムはんこのイラストを作ってほしいということだった。SIDE-Bでは、いろいろなイベントが開かれた。「SIDE-Bまつり」はとても楽しかった。久しぶりの友人と待ち合わせをして繰り出した。とんでもなく大きなテントが張られて、見知らぬ人同士で席を譲り合ったり、大声でおしゃべりをしたり…。動物公園が出張してきて話題になった。街の中でキャンプをしてみようという試みもあった。プロレスの興行もあった。もと悪ガキ達の遊び場みたいだった。“B面”の気楽さ、面白さがあるのだろう。レコードやカセットテープで育った世代としては、”B面”はイメージしやすく、親しみがある。思えば、ボクにとって銅版画がA面だとすると、消しゴムはんこの制作そのものがB面といえる。街はダイナミックに変貌していく。昨年はななっくが閉店して、大きなショックだった。今年に入ってからは、コロナ禍でSIDE-Bでも大きなイベントは難しくなったに違いない。寂しいかぎりだ。しかし、ななっくの跡地のことも少しずつ見えてきそうだし、この10月からは、ついに新しいバスセンターが着工するようである。SIDE-Aに戻るのだ。SIDE-Bの看板もそろそろ見納めだろうと思い、イラストの原画となった消しゴムはんこを持って記念写真を撮ってきた。やがてバスセンターができて少しすれば、きっとSIDE-Bがどんなだったかということも、ゆうべの夢のように思い出せなくなっていくに違いない。そのカンジは決して悪くないと思っている。

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